
【現役大学生に聞いてみた!】「こんな会社ではたらきたい!」就活前のホンネ調査を深掘り
記事公開日 : 2025/03/24
記事公開日 : 2025/03/10
転職サービス「doda」は、2024年1月~12月の間「doda」エージェントサービスを利用し転職したビジネスパーソンを対象に、転職成功時の平均年齢・転職前の職種別での調査結果を発表しました。
24年、転職に成功した人の平均年齢は32.7歳という結果になりました。男女別では、男性が33.6歳、女性が31.2歳で、平均年齢はわずかですが2年連続で上昇しています。
年代別に占める割合は「20代後半」がもっとも高く、続いて「30代後半」が多いという結果になりました。上昇幅がもっとも大きかったのは40代で、前回の14.9%から伸びて16.6%と増加していました。
この影響で「20代前半※」「20代後半」「30代前半」は前回よりも割合が下がりましたが、転職者の人数自体はすべての世代で前回から増加しました。
※18-24歳
転職成功者を転職前の12職種区分別に見ると、「20代後半がもっとも成功している」という結果でした。なお「コンサルタント/不動産専門職」では、「40代以上」も28.6%で同率トップとなっています。
35歳未満の割合が特に伸びた職種は、「金融系専門職」で+4.8pt(前回:55.8%・今回:60.6%)。特に「24歳以下」が大きく数字を伸ばし、+3.6ptの7.8%でした。
コロナ禍において情報が限られた中での就職・転職活動の結果、「金融系専門職」を中心に若手層がキャリアを再考。早期に「リベンジ転職」を行う傾向が見られました。また、企業側も若手人材の獲得のために第二新卒採用を強化する企業も増えており、これも転職市場の変化要因のひとつと考えられます。
反対に35歳以上の割合が増加したのは、「事務/アシスタント系」(+4.9pt)、「素材/化学/食品系エンジニア」(+4.0pt)、「販売/サービス系」(+3.1pt)。物価高や業績悪化による将来性への不安や、より長く働ける専門知識の会得に向け、転職意識の高まるミドル層が増加しています。
企業によっては、即戦力人材ともなるミドル・ベテラン層の採用強化を図る事例も増加しています。
2024年の転職成功者の平均年齢調査では、2年連続で転職者の平均年齢が上昇しました。リモートワークやフレックス制度、副業解禁など、時代に合わせた制度を取り入れる企業も増加した昨今。はたらく環境の変化は著しく、理想のキャリアを追い求めるため、年代問わず転職活動が活発となっています。
特に、即戦力として充分な知識・経験を持つミドル層を求める企業が増えていることが近年の特徴。2024年12月に発表された「ミドルシニアの転職市場予測レポート※」でも「2025年は“ミドルシニア元年“になる」と予想されているように、今後もシニア・ベテラン層の転職市場は活発化していくとみられています。
https://www.persol-career.co.jp/newsroom/news/research/2024/20241219_1678/
【調査名】転職サービスdoda「転職成功者の平均年齢調査
【調査期間】2024年1月~12月
【調査対象】「doda」エージェントサービスを利用して転職したビジネスパーソン
【有効回答数】約5万件
【参考URL】https://doda.jp/guide/age/
記事公開日 : 2025/03/24
記事公開日 : 2025/03/21
CONTACT